釣り釜

お茶のお稽古も炉の最後の釣り釜である。茶釜が、自在鉤に
鎖を使って吊るしてあるのだ。当然不安定で、お湯を汲むのに
大変神経を使う。そこばかり気にしているとお点前の流れが
ぎこちなくなってしまい、難しい限りだ。しかも稽古できる
期間は四月だけで、私は1回しかできなかった。来月は風炉
なって、景色が変わってしまう。何年お稽古に通っていても
毎回新鮮です。(進歩がないと言う事である)