半夏生

夏至から数えて11日目に当たる7月2日ころを指す雑節の呼び名で、

はんげしょうと読みます。

農家を営む人はこの日を田植え終了の日とする習慣がありました。

半化粧と書いて、はんげしょうという植物もあります。

今時分みられる植物ですが、葉の半分が白粉を塗ったように白くなるのです。

虫媒花なので虫を誘うために白くなる、という話を

聞いたことがあります。こうした季節感も面白いですが、

私は、1年も半分終わってしまった、という感慨の方が強いです。