東京は7月にお盆の行事を営むが、今年はコロナの影響で、
お施餓鬼法要もかなり変則的な形で営ませていただいた。
お檀家の皆様からはご理解を頂いたばかりでなく、雨続きの
7月上旬から墓参が絶えず、毎日有難くお迎えさせていただいた。
毎日緊張感があり、この日記も10日ぶりになってしまったが、
日々無難にお勤めさせて頂いていることに感謝するばかりである。
7月8月と日本のお盆の時期は長い。盆踊りや花火大会など様々な
お盆の行事が中止されたり規模の縮小を余儀なくされてしまったが、
この度の災害横死の諸霊、コロナ禍に斃れた諸霊始め、有縁無縁の諸霊、
この時期娑婆に出ることを許される沢山の亡者への供養も忘れず、
気を引き締めてお勤めしたいと念じている。