2019-03-04 丙寅の大火 文化の大火とも呼ばれ、江戸三大大火の一つの 数えられている大火が1806年の3月4日江戸を襲った。 江戸の大火は、竜巻のような炎が舞い上がり、すごい勢いで 火が広がっていく姿が現代の研究で明らかになっている。 焼け野原になった江戸の町を前に、しかし庶民は怯まなかった。 もちろん幕府も頑張ったが、庶民の助け合い精神と 復興にかける情熱で、江戸は何度も蘇り、大火以前より 生活範囲を広げ、繁栄を盛り返した。 この江戸のエネルギーは災害復興の手本になると 私は思う。