水喰らい土

爆発的に増え続ける江戸庶民に水を供給するため、苦難の末に
玉川兄弟が完成させたのが玉川上水だ。1654年と言う。
高低差が少ないのも苦労の種だったそうだが、登場してくるのが
たちまち水を吸い込んでしまう「水喰らい土(みずくらいど)」という
地層だった。せっかく切り開いて水を通してきたのに
吸い込まれたんじゃどうしようも無かったでしょうね。