百歳

父が百回目の誕生日を迎えた。さすがに足腰はすっかり衰え、
記憶もあいまいだが、まだ冗談を言うなど、頭の回転は
しっかりしたものがある。サービス精神も失ってはいない。
その辺が凄い人だと思う。転ぶな、風邪ひくな、を日々の
注意事項として穏やかに日々過ごしてもらう事が
側にいる者の願いである。