2017-04-17 動物保護 天武天皇の676年日本最古の鳥獣保護法が制定されている。 稲作期間中、牛、馬、猿、鶏を食べてはいけない、と言うものだ。 実際食べていたようだが、牛や馬は農耕に必要なので護る意味が 強いようだ。農作物を食い荒らす鹿や猪は保護外である。 稲作を強力に進める意図のもとに作られた法律のようで、 ことさら動物保護ではないという。その後の歴史でも 肉食禁止法は時々出され、獣の肉以外に食べるものが 出てきたこともあり、日本人の食生活から肉食が 遠ざかって行ったようである。