腐敗

中國が汚職など高級官僚の腐敗一掃に、かなりの強権を
持って臨む姿勢を見せている。「中央規律検査委員会」
などが成果を上げつつあるという。何といっても
5000年賄賂の国だ。こういう委員会は強権を持てば持つほど
賄賂の対象になってきた。強権での摘発は政敵撲滅が目的だろう
とも言われ、中国共産党内の権力争いという指摘もある。
一方で構造的な腐敗が明らかになると一層民衆の怒りが
エスカレートするだろう。このコントロールも大変だ。
この劇薬はどういう作用を見せるだろうか。