老いる

憂国忌三島由紀夫が割腹して果てた日。よく覚えています。
彼が盾の会のメンバーと自衛隊の一室を占拠し、バルコニーで
演説した姿はテレビで観ました。
彼の老いさらばえた姿を観たかった、と語った作家がいましたが、
確かに、そんな姿を見せることは彼の美学には無かったのかも
しれません。
豊饒の海を何度か読みましたが、第一部「春の雪」は
今でも頭の中に残っています。