お供茶(くちゃ)

毎年11月中頃、裏千家今日庵恒例として、裏千家家元の奉仕により
本門寺大堂で日蓮聖人へのお供茶式が営まれる。お家元自らのお点前と
あって、京都から業躰(ぎょうてい)も数名見え、老分などのお客様も
多彩である。添え釜が4席あることもあり、参加者は600名を超える。
今年は三笠宮殿下のご不幸があったためお供茶のお点前は家元の甥の
伊住公一朗(いずみこういちろう)師が務めた。御名代と言う事で
緊張感もあったが、新鮮な感じも受け、とてもよかったと思う。
家元の子息、甥と言った若手が立派なお点前をされることは
頼もしい。