毒学校

北京の小学校で児童が体調を壊す事件が広がっているという。
グランド整備に廃材の有毒物質が使われている疑惑があり、
目まいや鼻血で苦しんでいる児童が多発しているというのだ。
ある小学校では児童の7割が欠席している。ある教室には
児童が9人しか出席していないといった有様。こんな話の裏には
グランド整備を許可する役人が多額のリベートを取り、業者が
その分を格安の廃材で補う、と言った構図がすぐ浮かぶ。
父兄の不安は高まるばかりなのに当局の動きは鈍い。
マスコミは「毒学校」と報じて対応を求めるが、さて、
まともな対応に結びつくでしょうか。