立教

1253年の今日、天台僧である是聖坊蓮長は、小湊清澄寺旭森山頂に立ち
払暁昇る朝日に向かい「南無妙法蓮華経」のお題目を声高らかに唱え、
全世界に向かって、法華経こそ、人類を始め生きとし生けるものすべてを
救済する唯一絶対の教えであると提唱した。またこの時より蓮長の名を
日蓮と改めた。現在の日蓮宗はこの日を立教開宗の日と定め、宗門を挙げて
慶讃法要を営む。